淡々とカレンダーを塗りつぶしていくような日々を過ごしている。
それでも、その日々が何ものにも縛られることのない、自分の時間であることがうれしい。
誰かや、誰かの総体から、切り離された存在として自分を認識できることがうれしい。
この1年間で、私の面の皮は間違いなく厚くなり、ふてぶてしくなった。
嫌なことを嫌と言ったり、誰かの無言の期待に副わないことを選べるのだと知り、その代わりに心無い言葉を投げかけられることがあると知った
他者にとって、とても嫌なやつになったのだとおもう。
レールを外れて降り立った場所にも、空気があり、地面があり、道がある。