彼が何を思ってあんな表情で私と話すのかわからない。 考えてもわからないので放っておく。それは彼の感情であり、私に直接伝えられない限り、私とは無関係だ。そう強く思っていないと私の精神がだめになってしまう。 だから、今はそういうことにしておく。…

どうしたって、僕たちはこの道をゆかずにいられない身体中をアンテナにして空気のかすかなゆらめきをわずかな違和感を逃さないようにみえないことばの横を通り過ぎてしまわないように

熊本県南阿蘇で。紫色の斑点が目立つな花を見つけて、よくよく見たらカメムシがいた。 翅の模様がきれいなやつだった。 たぶんアカアシカスミカメ（Orthotylus lautus）。カメムシに興奮して植物をちゃんと撮ってこなかったのだけれど、どうやらホトトギスの…

言葉が口を衝いて出てしまう あの人の視線を得たかっただけでしょう なんて愚かな言葉約束が守れない あの人の優しさにあぐらをかいて 次は何をしようというのわがままも大概になさい 自分の手綱を握りなさい 自分から出てくる言葉を自分よりも大事にしなさ…

「こんな面白いものがあるんだよ」と、毎日新しいものを見せてくれるひと。 視野は広く、アンテナを長く長く伸ばし、自由な心と体で、軽快に飛び回る。 自分の責務をこなしながら、それをする。 地にしっかりと根を張り、地上の枝を豊かに伸ばす、大木のよう…