あまり音楽とか写真とかに触れる機会は多くないけれど、たまらなく惹きつけられる作品に出会うことがたまにある。 萩尾望都の表現を借りるなら「ひきよせられる」という感覚がとてもしっくりくる。一番最初にこの感覚に気づいたのは、中学生のときに「世界の…
「来年またね」という言葉とともに二人は別れた。 今は三月だから、来年は早くても九ヵ月後だ。 私には長いと思えたその年月の長さと、二人の別れのあっさりさが不釣り合いに思えた。 来年のその時に必ず会える確信があるのか、別れをそれほど惜しむ間柄じゃ…
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