けものがゆく道のむこう

いいにおいがする方へ かすかな気配をたどる道

自分は逃げてるんじゃないかという、ぼんやりとした不安あったけれど。

それを続けたくないと確信する自分を見つけて
それを続けることには意味がない、と思う自分がいるならば
これ以上、どうしてそこにいる必要があるの。

離れられない理由が、誰かに恨みごとを言われたくないから
とかそういうことなら、
そんなどうでもいいものに縛られてる時間は、あなたにはない
と私が言ってあげる。

深く息ができるようになって、視界が広がったのかな。
自分の我慢が見えるようになった。
意地をはっていた自分の姿が見えるようになった。
どうしてそれを大事に握りしめていたのか、よくわからないようなものが手の中にいくつかある。
もう手放してもいいんじゃないかな。
あるいは、
今まで押し込めていたあなたの言葉を伝えたって、いいんじゃないかな。
そうすることで失うものがあるだろうけど、それがそんなに大事なものなのか、一度じっくり考えてみても、いいんじゃないかな。