けものがゆく道のむこう

いいにおいがする方へ かすかな気配をたどる道

自分で決めたのだから、最後まで、すべてを、誰かのせいにせず、自分はこれでいいと思うのだと言い切って、たまに苦笑いをして頭を掻きながら生きよう。

「そんなことをする時間があるなら、もっと有益な事をしなさい」と、心ある人が忠告してくれる。
私がそれをするということが、誰かに不快感を与えるのならば、私はそれをするべきではない?
そうかもしれない。そうなんだろう。
けれど、私はあなたに返すべき言葉を持っていない。

それを選んだから、いまを生きることができていると、私だけが知っていればいい。
誰かに対する申し訳なさは、それをやってもやらなくても、感じたはずなのだ。
やったらやったで誰かへの罪悪感が生まれ、
やらなければ、それはそれで別の誰かに申し訳ないって思うんだ私は。

余裕のなさがこのいたたまれない状況の根源、自分の決断に対して腹をくくりきれていないのが原因。
もっと、もっと、もっと!
素直になって、身軽になって、全部やろう、全部だ。もっとギリギリの場所で、踊り、働き、泣いて。