2017-07-20 わかる 雑記 提示されたあなたの考え方や癖が、私のそれととてもよく似ていた。 私が「わかる」と口にしたのは、私があなたに対して感じた親近感を一番簡単に、楽に伝える方法だったからだ。「わかる」 いったいどれほどわかっていたのか。 いったい私はあの人の何を知っていたのか。 それは、どれほど不用意に発せられた言葉だったろう。嫌われないために もっと相手に近づくために 同じカテゴリにいるためにそんなことのために言葉のひとつひとつがこぼれていって、 胸にとどめておきたかった大事な何かが消えている。